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 昨日、“ずっと気になっていたけれど 果たして自分が持ってよいものか迷っていた石”を 直接に手にして 我が家に迎えることに決めた帰りの電車で、膝の上に乗せた紙袋の中にあるその石をどこに置こうかと考えていた時、これは一種の化学実験 化学反応を起こす行ないではないか、という思いが湧いてきました。

 それぞれの石として現象したエネルギーの構造体。それら個々のエネルギー体を どのように配置するか。その配置…つまりは それらによって生まれるより大規模な構造体を どのようなものにするのか。
 その構造体が有するエネルギーは、個々の石の物理的な構造だけでなく それがどのような場所でどのように生まれたのか、いま私が手にするまでどのような(エネルギー的な)プロセス[*どのように採掘され、どのような人の手を経て、どのように扱われてきたのか…]を経てきたのか、という 個々の石につながる時空的広がりも含まれます。

 人生二度目の石ブームの今 いくつかの石を家に迎えているところですが、それは そのすべてをひっくるめたエネルギー建造物をつくっているのだ、ということに、今更ながら気づいたのでした。とするなら、庭は 土や微生物や植物、そしてそこへやってくる動物たちが織りなす一つの宇宙なのだと、ということに、同じく今更ながら思い至ったのでした。気がつけば、我が家の石も庭の草木も 国際色豊かな面々です。

 この春あたりから起動し始めた“人生二度目の石ブーム”においては、石の意味や効能というような事前情報は極力目にせず 石に対する自分の感覚(だけ)に拠って石と接することを心がけています。知識や情報が先にある行ないは 宇宙の自然なエネルギーの流れに逆行している、と感じるからです。そして、「まず 自分の内から現われる…自らに由る“自由な”エネルギーの流れに沿って 自らの行ないを立てていく」ことを体得する一環でもあります。

 今回私は 石や庭をエネルギー構造体として捉える視点が腑に落ちたわけですが、それはあらゆるものことに通じることです[*一例として]。まずは自分がいま興味が惹かれている石や庭をフィールドに、その感覚を育んでいこうと思います。

 最近、宮古島出身で彼の地のノロの血筋を引く友人から何年も前に聞いた言葉を よく思い出しています。

 土で変える世。

 それは、石で変える世。とも言えます。

 普遍のものに 宇宙が導かれていくのだとすれば…。普遍な場、普遍なエネルギー構造を実現することで 世が変わっていっても、不思議ではありません。

 岩石惑星である、私たちの地球。その変化が一番素直に反映されるのが 石であり岩であり土なのではないでしょうか。
 いま、地球/Gaiaは 日々刻々と新たまっているようです。



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