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 ビレンキン博士が唱えた「無からの宇宙創成論」では、宇宙は 素粒子の生成と消滅によって泡立つように揺らいでいる「無」の状態からトンネル効果によって誕生したと考えられています。これは 理論的な予想であって その真偽はまだ不確かです。
 しかし「量子ゆらぎ」や「ゆらぎ」そのものから いろいろと連想するものことがあります。



 ゆらぎ = 確率
       偏り ムラ  →  物質や意識 宇宙背景放射
                 ダークマター 重力

       可能性 選択肢
       関係性 相関性  →  時空 重力 ダークマター
                   量子の振る舞い




『9次元からきた男』で描かれた 次元を超える様子は、
都心のビルが 稲荷神社の赤い鳥居に変わる
観客が観ている画面を 掴み取る
ホールのステージにいて 周りの座席だけを回転させる
画面から飛び出す…
など、
非日常的な関係性をつくることであったり
メタ(meta-)的なものであったり

意識においては 非常に馴染みのあるものです。


次元とは 関係性 とも捉えられるので
次元もまた ゆらぎ と非常に近しいものに思えます。


私たちの存在の 最小の“構成するもの”が 量子であるとするならば、
私たちは 最小の領域において 量子として揺らいでいるわけで
そのゆらぎの場は 宇宙の始まりの場と同じ「無」ということになり
私たちは 宇宙の始まりと常につながっている と捉えることもできそうです。


意識が 現実にないものを想像できる/創造できるのは
なんだか そういうところに理由が潜んでいるような気がしてきます。


現時点で 超弦理論において予測されている時空は 11次元。

  1. 物質世界の空間 3次元
  2. 意識世界の空間 3次元
  3. 物質と意識をつなぐ空間 3次元

  4. 物質世界の時間 1次元
  5. 意識世界or物質と意識をつなぐ場の時間 1次元

  2+3(+5)→ カラビ・ヤウ空間(6次元or7次元)

なんて妄想が浮かんだりもするのです。 
(「物質」「意識」というカテゴリー分けが いまひとつしっくりきませんが…)


また、内側よりおのずから湧き出る「悦び」や「内発性・自発性」というものが、生成消滅を繰り返し沸き立っている「無」のイメージに 連なり重なります。





【注】meta- < PIE root “me-”(=in the middle)
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