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 このテレグラム・チャンネルで昨日アップされた動画を観て、これまで考えてきたことや気になっていたこと...いろいろなことが「動的平衡」というところで つながってきました。
 この動画で語られていることは、自然栽培の在り方そのものですし、言葉や意識というものがウイルスと似ていると感じてきたことにも合点がいきました。
 いま 山際寿一さんの『父という余分なもの』を読みながら考えていたことなどとも合わせて、私(という場)の動的平衡が得られた時点で 文章にまとめたいと思っています。

 動画の発信元に掲載の許可をとっていないので、削除される可能性もあり、また 文字だけで読む方が理解できる場合もあるため、以下、日本語訳を書き起こしておきます。






<以下、動画の日本語訳です。(色による特定の文章の強調など)若干、個人的な判断で動画とは違う表記になっているところがあります。>


 ウイルスは、微生物叢[マイクロバイオーム/microbiome]に属すると、大きく間違って分類されました。

 微生物叢。
 これは明らかに2つの言葉からなり、最初の“微[マイクロ/micro]”は 小さな事を意味し、2つ目の“生物[biome]”は 生きた有機体組織を意味しますが、ウイルスは微生物叢に属さないことが分かりました。なぜなら、ウイルスは生きた有機体組織では無いからです。ウイルスは、エネルギーを生産することもなく、増殖することも出来ません。
ウイルスは、まさに遺伝子信号の小包[パッケージ/package]です。ウイルスはその中に、DNAを組み立てる酵素やその他の物を有しません。
 つまり、ウイルスはまさに、遺伝子情報の連絡網なのです。


 でも実際に微生物叢の定義を読むと、大抵の場合、ウイルスを含んでいます。そこで、なぜウイルスが含まれているのかって聞くと、とってもとっても小さいからです、と言います。
2つ目の言葉[生物]を外したんですね。まあウイルスはとてもとても小さいから、とにかくそう呼ぶべきですね。それは比較的些細な間違いに見えます。もっとも、バクテリアや壊疽[エソ]に関して発展してきた病原体論に基づく経験すべてを踏まえ、それをウイルスのような不生物に適用しない場合にのみ、些細なことでしょう。

 我々は、微生物叢の基盤全体を誤解してしまったのです。

 ウイルス集合体/ウイルス叢は、バクテリアや多細胞生物から生ずる遺伝子情報からなる独自の生態系です。
 我々がウイルスと呼ぶ遺伝子情報の少なくとも50%は、バクテリアから分泌されます。それらをバクテリアファージと呼びます。ウイルスと呼ぶ代わりにバクテリアファージと呼ぶのですが、バクテリアファージは、バクテリア間で遺伝子情報を組み立て、伝達、解読する方法で、バクテリア内に入って行き、そこでバクテリアが増殖することを選べば、増殖させ、より多くのファージを自然界[細胞外]に放出します。つまり、遺伝子信号を増幅することができるのです。

 興味深いことに、人間であろうがバクテリアであろうが、細胞には多数の管理機能が備わっていて、それによって、どのDNA、どのRNAが細胞の細胞質に侵入出来るかが決められ、また、どのDNA、RNAが、厳しく管理された生体機能に作用して、タンパク質を生産するとか、遺伝子を機能させるか否か、といったことをも決定します。
 つまり、これは厳しく管理された遺伝子アップデートの通信網です。
 ウイルスは、適応を達成するといったまさにその使命のもとに造られます。また、ウイルスが自然界に出て行って 他の遺伝子が常に行なっている同じことを繰り返すことはありません。つまり、同じことを繰り返すといった無駄な努力をしないのです。もし、遺伝子情報がすでに生物体に読み込まれていて、均衡・バランスが取れた状態であるならば。

 こういう訳で、我々は、同じウイルスを何度も繰り返し生産することはありません。
 我々は、ウイルスを取り入れて、しばらくの間それを増殖するでしょう。そして、そのウイルスの遺伝子情報をもっとも必要としている体の組織に持ち込みます。そうして、バランスのとれた状態に至ります。

 もし、特定の種類、系統のインフルエンザに罹ったら、その遺伝子配列全体を、体内でアップデートします。興味深いことに、DNAは常に修正されていることが今ではわかっています。
ヘルペス・ウイルスや慢性的なウイルス症状などは、それらの遺伝子情報がとって代わって遺伝子の長期保存器官に組み込まれたことの現われです。

 遺伝子配列によって解明された人の遺伝子情報は、その総量の50%はウイルスによって得られた物で構成されています。実際、10%の遺伝子情報はHIVのようなレトロ・ウイルスから直接組み込まれています。つまり、現在我々を人間とする遺伝子情報は、数十億年の道のり(のようなもの)で、それはウイルスによって組み込まれた遺伝子情報が複雑かつ知的に組み立てたモノの中に存在しています。これらのウイルス性の遺伝子要因がいかに重要であるかを強調したいと思います。
 これらは、「ああ、バイキンに晒されてしまった。誤って私の体内に持ち込んでしまった。何とか抑えておこう」といったものではありません。いいえ、これらは人間としての適応能力にとって一番肝心なことです。

 幹細胞の遺伝子情報がこの良い例です。
 何百年も前に受け入れた[感染した]レトロウイルスによる遺伝子の修正がなければ、幹細胞は、それらが肝臓や骨や腎臓の細胞に変化するといった分化能力を持ち得なかったのです。
 同じ事が、まさに最初の人類を生み出す胎盤を形成する仕組みにあるという、もっとも興味深い事実があります。胎盤は、その形成を調整するレトロウイルスやウイルスの情報遺伝子が必要だったのです。つまり、もし我々の遺伝子情報に対するウイルス生の修正がなければ、人間を生み出す生物的知性と適応能力を持ち得なかったのです。


 さて、いかにして、このコロナ禍においてこれほどまでに失敗したのでしょうか?
 地球上の命を生み出す、まさにその遺伝子信号を悪魔化する行為。
 残念ながら、我々はその行為を行なったのです。
 製薬会社やWHO[世界保健機関]とCDC[疾病予防管理センター]の機能の仕方が、遂に見せたその手の内を目の当たりにするのは、興味深いものでした。そしてこの計画全体は、数百万ドルのワクチン製造を狙ったもののようです。彼らには、いかにしてこのウイルスと均衡のとれた状態にするかを我々に示すという考慮が無いようでした。この均衡状態というのは、もちろん、これまで毎回コロナウイルスが発覚した際には起こったのです。

 SARS[重症急性呼吸器系症状]が自然終息、ワクチンの必要なし。
 2021年、MERS[中東呼吸器系症状]が自然終息、ワクチン無し。
 ワクチンは必要なかったのです。
 なぜなら、遺伝子的修正が行なわれたからです。
 ウイルスに晒された人々は、ホミオステイシス/均衡状態を発達させ、ウイルスによる修正をいかに取り入れるかを見つけ出し、そして、最終的にウイルスを発散しなくなります。(ウイルス=エクソソムを示唆) ウイルスを殺すことによってなされたのでは無いのです。我々は、ウイルスを殺す抗体が必要で、、、といった信仰を持っています。ウイルスを殺したりしません。最初から死んでいます。殺す必要など無いのです。
 やるべきことは、体の機能とその感度を良く保つことで、それによって、ウイルスが体内に入ってくるにつれて その遺伝子情報を増幅したり抑制したりして調節します。ウイルス群を微生物に属するという誤った解釈によって、これらの死んだ、無機質の遺伝子修正に、病原体理論が用いられたことを認識するのは、身が引き締まる思いです。
 我々は、科学的に、医学的に、そして政治的に重大な失敗を犯してしまいました。
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